より多く発芽できるように種子を精選・選別した後は、必要に応じて低温で休眠させ、良好な発芽に備えさせます。種の貯蔵は、種類に応じて、保湿低温貯蔵、密封低温貯蔵、乾燥低温貯蔵、室温貯蔵を選択します。 市場に流通しない樹種など発芽が難しい樹種でも、播種前の発芽処理、発芽室における発芽促進、播種後の灌水・養生を適宜適切に行うことにより、よりよい発芽環境を整え、発芽を促進させます。 ビニールハウスの灌水タイマーは樹木に応じた適切な頻度でセットされ散水されます。 厳然と管理するビニールハウスで育成された苗木は、出荷前に順化ヤードで外気に慣らして鍛えられ、植樹環境への耐性が強化されます。
恒温冷蔵室
発芽処理
発芽室における発芽の促進
播種直後の不織布による養生
ビニールハウスでの育成
順化ヤード
パンフレット>> 生物多様性を守るNEXCO地域性苗木(1520KB)
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